11月27日、震度5強、ないしはそれ以上の震度の地震が続発することを想定して、東京消防庁と消防団有志、ボランティア、総勢2万人の一斉防災訓練が行われました。
訓練の主体は、本職の消防員で、実際に災害が起きたときと同様に、図上訓練を行いました。
ボランティアも、規定に従い、役割分担して、想定けが人を、毛布で応急的に作った担架で運び、三角巾で止血する訓練を行いました。
また、簡易トイレの組み立てと、ろ過機の稼働を行いました。
簡易トイレもろ過機も、実際組み立てたり、稼働しようとすると、かなりとまどいます。また、ボランティアなので、これらが普段置かれている場所に入ることも、めったにありません。なので、災害時に消防署に駆け付けたしても、消防士さんに助けてもらわずに活動することは、かなり難しいです。
訓練をすると、自分たちが、いかになにもできないか、思い知らされます。
それでも、万が一に役立てようとしたら、訓練しかありません。