4月から、「プラスチック新法」が施行されて、使い捨てプラスチック製品のいっそうの削減が義務化されました。
私も、昨年11月に田無アスタセンターコートで開催された環境フェスティバル2021で、アンケートに回答したら、携帯式の金属製のストローをいただきました。
小さなブラシがついており、使うたびに、洗ってしまっておく仕組みです。いつもカバンに入れて持ち歩いていますが、寒い時期に冷たい飲み物を飲む習慣がないので、今のところ、出番なしです。
脱プラスチックが大事なのは当然ですが、それと同じくらい、いや、脱プラスチック以上に大事なのは、「プラスチック製品のポイ捨ては、絶対しない」ということです。
レジ袋有料化で、レジ袋のポイ捨てはだいぶ減ったと期待したいところですが、タバコ、お菓子のパッケージも、立派なプラスチックです。ポイ捨ては、残念ながら、ありますね。
新型コロナウイルス蔓延以前は、ときどき、石神井川の清掃に行っていましたが、2時間もゴミを拾い集めると、40リットルのごみ袋がいっぱいになりました。多かったのは、レジ袋、飴の包み紙、たばこの吸い殻、空き缶、ペットボトルなど。
必ずしも、石神井川に捨てたものばかりではなく、風で飛んできたもの、上流から流れてきたものなど、さまざまあったと思われます。
道端で捨てたプラスチック製品は、ほぼ100%、海にたどり着くと思ってよいです。途中で消えてなくなることはなく、ゴミとして回収されたもの以外は、みな、海にたどり着くと思って間違いなし。
なぜ、こんなことを思うかと言うと、最近、畑仕事に従事するようになり、「絶対、プラスチックはなくならない!」と痛感したからです。
バラバラにはなります。
しかし、たとえ細い繊維1本になっても、ミリ単位の破片になっても、プラスチックは、なくならない。見えなくなっても消滅することはないのです。
道端はもちろん、畑へのポイ捨てもNGです。必ず、誰かが、拾い集めています。仕方なく。