4月24日、田無小学校で、「防災フェスタin にしとうきょう」が開催されました。
定番の訓練から、最先端の防災グッズまで、大人も子どもも楽しみながら、学ぶことが出来ました。
大人気!ドローン体験
地震の揺れ体験や火災の煙体験など、従来からある災害時の模擬体験に加えて、ドローン体験が加わり、小さなお子さん達に大人気でした。
タブレットで操作するドローンは、直感的な操作が可能で、誰が操作しても安定した飛行をするので、災害時にはいろいろなことに活用できそうだと感じました。
清潔な水洗トイレを災害時にも トイレトレーラー
西東京市の友好都市である山梨県北斗市から、トイレトレーラーが参加しました。
トイレトレーラーには車輪がついており、牽引が可能です。今回のフェスタに参加するため、早朝北斗市を出発し、中央高速道路を経由して、西東京市にやってきました。
トイレトレーラーには全部で4室個室のトイレがあります。すべて水洗トイレで、各個室内には手洗いや鏡もついていて、女性にありがちなトイレの悩みも、これならクリアできるかな?と感じました。
導入費用は約2,000万円だが、自治体負担はほぼなし
さて、気になるトイレトレーラーの購入費用ですが、約2,000万円だそうです。ただし、地方債という借金で100%まかなえます。借金ですから、当然、後年度に返済という負担がありますが、返済にかかる費用の7割は地方交付税交付金の対象となり、交付金として国庫から支給され、残り3割についても、ふるさと納税(クラウドファンディング)を実施し、それを充当することができます。計算上は自治体負担はほぼなしです。
トイレトレーラーの導入を進めているのは、一般社団法人 助けあいジャパンの災害派遣トイレネットワークプロジェクトです。
災害派遣トイレネットワークプロジェクトのホームページはこちら
災害時に頼りになる、「クルマde給電」
トヨタの「クルマde給電」対応車も参加していました。
突然の停電時でも、クルマが電源となり、おうちに給電できます。
トヨタが販売している自動車では最も小さい2人乗りのC+pod(シーポッド)が参加。
C+pod(シーポッド)に限らず、トヨタはカローラやノア、クラウン、プリウスなど、多くの車種で、「クルマde給電」を標準装備だとか。