山田忠昭さん、落選、完敗
山田忠昭さん、応援していましたが、落選、完敗しました。
西東京市は都民ファーストが2議席独占しました。
国政自民党の失言やら暴言やらの逆風には、なす術がありませんでした。
他地域の結果を見ても、ファースト強し、と言うより、小池百合子さん強しですね。
はっきり言えば、小池百合子さんとの2連ポスターを作った候補が当選し、ファーストの推薦を受けても、小池百合子さんでない人との2連ポスターを作った人だと、落選する人がいたと言うことでした。
都議会議員よ、何する人ぞと、これまでは、関心が薄かった都議会議員選挙でした。
しかし、人気の高い都知事がみずから地域政党の代表になり、打って出たのが、今回の都議会議員選挙。
結果は、小池党の圧勝でした。
地方自治体では、議会は首長のチェック機関 「小池党」は本来は禁じ手
国政と地方では、議会と行政府の関係が違います。
国政では、国会の最大政党が行政府を担います。
都道府県や区市町村は、首長と議員がそれぞれ別の選挙で選ばれます。
なので、与党野党はありますが、議員が行政府に入り込むことはありません。逆に、首長が議会に入り込むこともありません。
「小池党」は、これまでの常識だと禁じ手なのですが、今回の結果を見ると、有権者のみなさんは気にならないようです。
これが、「東京大改革」なのだろう。
完敗したので、これは皮肉でもなんでもないです。
ただ、言いたくないが、ヒトラーとナチス党に似た構図なのだが?
というと、何もそこまで言わなくても、という意見もいただきますが、歴史に学ぶというのであれば、ヒトラーが政党政治を骨抜きにした歴史は忘れてはいけないだろう。
これまでは、自民党批判をエネルギーに勢力を伸ばしてきた小池党。
自らが巨大与党になってしまった今、小池党はこれから何に矛先を向けるのだろうか?
まあ、後世に評価を委ねます。
まずは、完敗を正視し、しかし、冷静に、今後のことを考えていきます。