池澤隆史市長が、2月25日、「西東京市ゼロカーボンシティ」を宣言しました。オール西東京で、2050年に二酸化炭素排出量実質ゼロを目指します。
公共施設で使用する電気を、再生可能エネルギー由来のものへ切り替え
今年度については、公共施設で使用する電気を、再生可能エネルギー由来のものへ切り替えます。
受変電施設のない約120施設については7月から、受変電施設のある約50施設については10月から、切り替えを行う予定です。
また、LED照明の導入や断熱改修も進めて冷暖房効率をあげたりと、地球にやさしい公共施設を目指します。
ガイドライン周知で、オール西東京でのゼロカーボンシティ
2月には「西東京市ゼロカーボンシティガイドライン」を策定しました。
この中で、市、市民、事業者、それぞれが取り組むべきことを整理しました。主な内容は、以下のものです。
- 再生可能エネルギー由来電気への切替
- 環境に配慮した自動車の普及
- 市内緑化とともに、姉妹都市、友好都市等との森林整備によるカーボンオフセット事業の検討
- 「(仮称)にしとうきょう環境アワード」を創設し、取り組みを進める市民・事業者を表彰
- 「にしとうきょう環境チャレンジ」を創設し、環境に配慮した行動に対して付与されるポイントで、景品が抽選で当たるようにする。楽しみながら環境に配慮した行動を広く市民に普及する。
森林整備で、豪雨災害も減災
都内の先進自治体では、埼玉県や奥多摩地域の自治体に協力して森林整備を進めています。放置状態の森林を定期的に伐採・植林をすることで、カーボンオフセットだけでなく、山の保水力を高め、豪雨災害の減災も期待できます。