3月8日、令和3年西東京市議会第1回定例会で、池澤市長は所信表明を述べました。
その中で、池澤市長は、新型コロナウイルス感染症対策に万全を尽くすととも、「子どもが『ど真ん中』のまちづくりを掲げました。それには、学校が「キーステーション(重要な拠点)」になると強調しました。
複合化で質の高い学校施設を
学校施設には、校庭、体育館、図書館や家庭科室など、さまざまな機能が備わっています。また、子どもでも歩いて行ける場所にあることから、地域住民にとってアクセスが良い。そして、多くの方が学校の場所は知っていおり、抜群の認知度があります。こういったことから、地域の拠点となるメリットがあります。
施設というハード面のみならず、ソフト面から考えても、学校を拠点としたまちづくりを進めれば、学校運営に地域住民が関わりやすくなると考えられます。
単なる総量抑制のために公共施設の統廃合を進めるのではなく、複合化で質の高い学校施設を整備し、子どもたちの教育環境の整備と市民サービスの向上を同時に目指します。
学校をキーステーションとして、公共施設の統廃合を進めていく視点は、人口減少時代の公共施設のあり方を考えるうえで、非常に大事だと考えます。