「最先端」の取組みとして、評価いただきました!~西東京市の地域医療

武見けいぞうさん、西東京市医師会会長指田純さんと。
西東京市

2018年12月1日(土)

今日は、四師会(医師会、歯科医師会、薬剤師会、柔道整復師会)が、合同でおこなった勉強会に参加しました。
講師は、参議院議員の武見けいぞうさん。

テーマは、「地域包括ケアシステムの未来について」です。

「地域包括ケアシステム」って、何ですか、というところから、話としては必要です。

西東京市の現状~多職種の連携で在宅医療を支える

そこは、前段で、丸山浩一西東京市長が、西東京市ではどのように地域包括ケアシステムを作ろうとしているのか、その取組みのご紹介をいただきました。

西東京市では、地域包括ケアシステム推進協議会があります。

そこで、6つの部会を立ち上げ、総勢62名の方が参加して、地域包括ケアシステムを推進するために話し合いを継続してきました。

在宅医療を支える仕組みつくり

地域包括ケアシステムというのは、在宅でも、ある程度の医療行為が受けられる、また、入院治療が必要な場合も、ワンウェイではなく、入院して、必要な治療をしたら、また、在宅に戻って来れるようにしよう、ということです。

超がつく高齢社会では、必要な仕組みですが、これまでなかったものを作るのは、結構難しい。その難しいことを、西東京市は、粘り強く継続してきました。

その一つの成果が、「にしのわ」をつくったこと。

「にしのわ」はの役割は、多数の職種の人が、一人の人のケアに関わることで、最適なケアを発見する、その支援をすることです。現在、2名体制で、実際に介護に関わっている人から、相談を受けています。相談を受け、必要とするアドバイスを、他の専門家からいただけるよう、コーディネートします。

フレイル予防~介護に至る前にできること

もうひとつ、西東京市は、東京大学高齢社会総合研究機構(IOG)と、連携協力の協定を結び、飯島勝矢同研究機構教授の指導のもと、フレイル予防事業を進めています。

フレイルとは、日本語で言えば、虚弱ということですが、要は、介護の一歩前の状態を指します。高齢者が家に閉じこもり、動かなくなると、やがて介護状態に移行することが多いことから、フレイル状態になっていることを発見し、自覚し、少しでも、巻き戻すことを主眼においた活動を行っています。このフレイル予防事業には、柔道整復師も積極的に関わっており、成果を上げています。

なぜ、今なのか?2021年以降、後期高齢者人口が爆増!

武見敬三さん

武見敬三さんの講演です。

武見さんから、まず、西東京市の取組みは、国を先んじており、最先端の取組みだと評価しただきました。これは、お世辞でなく、実際に、フレイル予防事業を、近隣自体体がいくつも視察に訪れていると、柔道整復師会の副会長からもご報告のあったところです。

武見さんの話で、大事なポイントは、いくつかありました。

一つ目は、なぜ、今、地域包括ケアシステムを作らなければいけないか。それは、2021年以降、75歳以上の後期高齢者が爆増すからです。いわゆる団塊の世代が、75歳になるのが、2021年から。

その前に、システムを作っておかなければならない。

徹底したデータ主義

2つ目は、徹底したデータ主義。エビデンスという言葉を何度も、おっしゃいました。

私も、これが一番大事だと思います。

要は、データを取り、思い込みや主観ではやらない、ということ。

政治家の思いなど、不用なんですね。情熱は必要ですが。

世界に範たる活力ある健康長寿社会を!

3つ目は、日本のオリジナリティ。

これまで、日本は、欧米に追い付け、追い越せで、頑張ってきましたが、超がつく高齢者社会は、日本が世界でトップを走っています。

もし、日本が、活力ある健康長寿社会の実現できたら、世界のお手本になります。そういう意味では、注目の的ですよ、と武見さんはおっしゃいます。

悲観的な感情ではなく、情熱を!

少子高齢化というと、とかく悲観的にとらえがちです。しかし、悲観的な感情より、どうしても、活力ある健康長寿社会を実現させたい、という情熱が、大事と思いました。

その思いや情熱を、四師会のみなさんをはじめとする、さまざまな職種の方々と、私たち市議会議員が、共有することが、もっとも大事なのではという感想をもちました。

各種データを取りそろえたレジュメ