703ニュースvol.11  平成23年11月1日発行 食品の放射線量測定費用は一検体約2万円!

703ニュース(議会報告)

食品の放射線量測定費用は一検体約2万円!

福島原発事故以来、市内の放射線量はどうなのか、もっと測定してほしいという、市民からの要望や意見が議会にも数多く出されました。

食品や土壌の検査については、空気中の放射線量測定に比べ、費用がかかるというのが大きな課題です。

議会の審査で明らかになったことは、食品の場合、測定費用は一検体19、000円かかるということです。

これを給食で考えますと、西東京市では小学校・保育園ごとに食品の納入業者が違いますから、小学校19校、保育園24園で、それぞれで測定しなければならないということでした。

一検体づつ、全校・全園でやれば817、000円かかる計算になります。

給食の食材全部を毎日測定すると、年間で20億円以上かかる計算になります。

市民のみなさんからいただいている市税は約300億円ですから、いかにこの金額が大きいか!

食品については、残留放射線量が基準値を上回るものは、市場に出回っていないことが前提ですから、給食の食材の検査するというのは、安全とされているものを、念のためにもう一度検査していることになります。

6月より、西東京市では市内6か所で空気中の放射線量測定を週に一度おこなっています。

地上5センチでも測定しています。この高さだと、地表面に積もった放射性物質の影響をかなり受けますが、問題になるような数値は出ていません。

西東京市には、数多くの軒先販売の野菜が売られています。これらも、東京都が数回抜き打ち検査を行い、基準値を超える野菜はなかったということも、議会の審査の中で明らかになりました。

市民のみなさんが放射能の健康への影響を心配するのは当然です。しかし、検査などには多額の費用もかかり、しかも、何十年間単位の話です。

やみくもに検査をするのではなく、費用対効果も考え、長期的視野にたって対策を進めていくのが、責任ある行政の態度だと私は考えます。

9月定例会報告(9/2~10/4)

補正予算 個人市民税 2億4000万円の小幅な減額補正で、震災の影響はなし

9月定例会では毎年補正予算の審議を行います。

当初予算は前年度の2月段階で作成するため、どうしても見込みと実態とのかい離が出ます。そのため、中間の9月で、一度見直しし、大幅に異なる場合は修正します。( 「どんぶり勘定」では、年度末に歳出が歳入をはるかに上回り、「大赤字」というような事態になりかねません。)

さて、この9月議会でも、補正予算審査がありました。

当初予算は3月11日の東日本大震災前に作成されているため、震災の影響で大幅に税収が減るのではないか、歳入不足になるのではないかと一部の議員が騒ぎたてました。

しかし、市の基幹収入である市民税は、個人の場合は22年の所得税額、法人の場合は前事業年度の法人税額にそれぞれ、一定の割合をかけて、額が決まってきます。

ですから、個人の場合は全員、法人もこの3月以前に決算をおこなった会社の税額については、震災の影響を考慮する必要はありません。

以上の理由で、今年度については、震災の影響による市民税収入の大幅減は考えにくく、実際に、この9月でも、個人市民税において、2億4000万円、1.8%の小幅な減額補正をおこなうにとどまりました。

ただし、来年度は、震災の影響が出ると思われます。

本当に必要?  超ミニ緑地が大量発生

平成19年12月に 「人にやさしいまちづくり条例」ができて以来、同条例にもとづく寄付公園・緑地が11か所になったことが議会の審議の中でわかりました。

西東京市では、一定規模以上の開発行為(たとえば500平方メートルを超える農地を整地し、戸建住宅やマンションを建設する、など)をおこなう場合、開発面積の3%(3000平方メートルを超える開発では6%)にあたる土地を、公園もしくは緑地として現物を市に寄付するか、金銭に換えて納付するかの、いずれかをしなければなりません。

この決まりにしたがって、11か所の公園・緑地ができたわけですが、もっとも小さい緑地は、30.15平方メートルしかありません。

標準的戸建て住宅の面積が100平方メートルですから、いかに緑地としてはミニサイズか、わかります。

緑地というと、木陰で休憩というイメージを私は持っていますが、それとは程遠く、とても休憩できるような場所ではありません。あまり利用価値がないのに、雑草だけが生い茂り、見た目もきれいとは言えない緑地もあります。

緑地は必要です、しかし、実際には、中途半端な、あまり市民に歓迎されない超ミニ緑地だけが量産されています。早急に改善しなくていけません

決算特別委員会  はなバス運行補助金1億300万円は、近隣市と比べ、突出して高い!

22年度のはなバス運行補助金は約1億300万円でした。

これは、八王子市の3900万円、立川市の4700万円と比べても、市の面積を考慮すると、突出して高いです。三鷹市にいたっては、1100万円と、西東京市の10分の1に過ぎません。

今年度中に調査を行い、見直し作業にはいるという答弁がありました。

ルート設定や料金の見直しを行い、収益率を高め、補助金頼りの運行体質を改善すべきと意見しました。

保谷なおみの一般質問

  • 公共施設の適正配置について

質問 現在公共施設の適正配置の基本計画の策定を進めているが、適正配置のイメージが明確でない。市の東西の骨格となる道路を整備し、その道路に面して主要な公共施設を配置していくべきだと思う。それには、都市計画マスタープラン、総合計画とも整合性を図る必要があるのでないか。

答弁 整合性を図っていきたい。

  • 訪問看護利用料助成の導入について

質問 介護保険で訪問看護を利用する場合、利用料の一部を公費助成する方向で検討を始めていると聞くが、検討にいたった経緯をお伺いする。

答弁 訪問看護は、重度の要介護高齢者が在宅生活を営む上で、かぎとなるサービスと認識している。利用料金が高額なので、助成で利用者の負担減をはかりたいと考えている。

  • その他の質問項目

発達障害児支援について

千駄山広場の今後について

婚活支援について

近況報告

昨年末の選挙で当選してから、まもなく一年を迎えます。

新人の方、若い方が西東京市議会に増え、数年前とは様変わりです。しかし、1期目も10期目も議員報酬は一緒です。

2期6年の経験を生かし、さらに勉強も重ね、議員活動を充実させていきたいと思います。